SHINYEI History #28 阪神・淡路大震災

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SHINYEI History #28 阪神・淡路大震災

1995年(平成7年)1月17日未明、兵庫県淡路島北部を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、兵庫県南部を中心に激しい揺れに見舞われました。

後に「阪神・淡路大震災」と呼ばれることになる都市直下型の大地震は、6,000名を超える尊い命を奪い、多くの建物が倒壊し、道路や鉄道も寸断され、電気・ガス・水道・電話などのライフラインにも大打撃を与え、火災も多く発生するなど、未曽有の被害をもたらしました。

神栄の本社ビルも倒壊し、建物構造が変わる境目であった3階部分が陥没した状態となりました。

従業員とその家族全員が無事であったことは不幸中の幸いでしたが、住宅が被害を受けた従業員も多くありました。

 

本社ビルの倒壊を受け、本社機能を神戸テクノセンターに移転するとともに、本社ビルの解体を決定しました。

即座に同センターの敷地内にあったテニスコート上にプレハブ社屋2棟を建て、当面の執務場所を確保しましたが、早期に震災の影響からの克服を図るべく、神戸の中心地である三宮周辺に仮事務所を設けて本社機能を再移転するとともに、一部の機能は大阪支店にも分散するなど、同年4月から6月にかけて復旧に向けた体制を整えました。

倒壊した本社ビル

 

 

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