【海外出張レポート】神栄テクノロジー株式会社~フランス~編

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広報担当です。
今回は、グローバルなビジネスを展開している神栄テクノロジー株式会社(以下、神栄テクノロジー)がフランスの展示会に出展した際の模様をご紹介いたします。

フランス出張の目的

このたびのフランス出張は、現地ランス(Reims)で開催されたTEMPMEKO-ISHM 2025(International Symposium on Humidity and Moisture、以下TEMPMEKO)に、現地販売店と共同でCRDS微量水分計「DewTracer mini CRDS-H₂O」(以下CRDS)を出展することが目的です。

出展製品–主な仕様

測定範囲   :12 ppb~20 ppm(モル分率)
サンプルガス種:Air, N2, O2, Ar, CO2
センサ部 寸法:150(W)×300(D)×165(H) mm
モニタ部 寸法:150(W)× 80(D)×200(H) mm
電源     :100~240 VAC, 1.4 Amax

・製品ページ:https://shinyei-tm.co.jp/humiditymeasurement/products/crds

・CRDS製品化のリリース記事はこちら

フランス滞在中の主な日程

 

TEMPMEKO はどんな展示会?

TEMPMEKOは、湿度・水分計測分野で世界的に最も権威ある国際会議・展示会の1つです。来場者の多くは大学研究者・国家計測標準機関・計測メーカーで、質問の中身がとても専門的で研究発表や議論の延長線上にある技術交流の場という印象でした。今回は欧州開催ということもあり、イギリス・ドイツ・北欧などからの参加者も多く、販売店との共同出展は非常に効果的でした。

神栄テクノロジー展示ブース

TEMPMEKOのホームページはこちら

ランス(Reims)はどんな街?

フランス北東部、パリの東約130kmに位置する都市で、TGV(高速鉄道)を使えばパリから約45分でアクセス可能です。フランス・シャンパーニュ地方の中心都市としても知られ、歴史・文化・観光・食のすべてが豊かな街です。

また、フランス国王の戴冠式が行われたノートルダム大聖堂(Reims Cathedral)をはじめとする歴史的建築物が多く、街全体が文化財に囲まれています。中世からの歴史を感じさせる街並みやロマネスク建築、アールデコ調の建物が調和し、散策するだけでもヨーロッパの歴史を肌で感じられる街でした。

写真左からランス(Reims)の街並み①②/TGV(高速鉄道)/ノートルダム大聖堂

残念ながら、出張期間中は時差ボケの影響で早朝にランスの街を散策することが多く、ノートルダム大聖堂の明るい時間帯の写真はありません。

番外編(食事)

展示会終了後は、毎晩、販売店メンバーとディナーに行きました。地元のブラッスリーでエスカルゴやフォアグラを堪能しながら、お酒を酌み交わしました。普段オンラインでしかやり取りすることがありませんので、お酒が入ると自然と距離が縮まり、仕事の話だけでなく、互いの趣味であるサッカーの話題は尽きませんでした。このような交流は出張ならではの体験であったと思います。

出張を終えて

展示会を通じ、CRDSの欧州での認知向上と販売店との連携強化に大きな成果がありました。2026年1月にもフランス・パリで開催される展示会への出展が控えていますので、しっかり準備して挑みたいと思います。

Merci beaucoup!(出張時に唯一使ったフランス語の「ありがとうございます」です。)

 


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神栄テクノロジー株式会社ホームページ https://www.shinyei.co.jp/stc/