世界の面白い歯ブラシのご紹介 vol.3 前編

物資関連

歯ブラシ用毛材の輸入販売を行っている当社産業資材部より、面白い歯ブラシを紹介いたします!

3回目となる今回は、環境について考えてみました。
※記事内容には担当者の個人的な見解が含まれておりますので、ご了承ください。

2022年4月から「プラスチック資源循環促進法」が始まりました。簡単に説明しますと、「プラスチックが使われている製品を『えらんで』『減らして』『リサイクル』することで、使い捨てプラスチックの使用量を減らしていこう」というものです。
(KOBEくらしのレポート令和4年5月号より)
https://www.city.kobe.lg.jp/a07153/kurashi/lifestyle/kyouiku/partner/report_r4/report202205.html

これを受けて、歯ブラシ業界でまず影響が出たのはホテル向けです。
これまで客室に置かれていた歯ブラシは、ホテルの入り口のアメニティ置き場に移動し、必要な人が持っていく形が増えました。
ホテルによってはMY歯ブラシ持参を呼び掛けています。個人的には、「ご自由にお取りください形式」ですと、何本かごっそり持ち出す人もいそうで、本当に削減効果があるのかちょっぴり疑問に思ったりもします。。。

一方で、スーパーやドラッグストアの売り場を見ていると、環境に優しいと謳う歯ブラシはほとんど見ません。これには下記のような理由があります。

  1. 原材料価格が高い。
  2. これまでの原料と比べて耐久性が弱い。
  3. 価格転嫁が難しい。
  4. 私の毛材の営業力不足???

なかなか売れずに日々泣きそうですが、導入が進むには一定の時間がかかりそうです。

そんな中、原料メーカーから面白い話を聞きました。

(次回に続く)