【駐在員レポート 中国・青島編】現地レポート その3

神栄について

【駐在員レポート 中国・青島編】現地レポート その3

中国・山東省青島市からの駐在員レポートの最終回です。


神栄商事(青島)貿易有限公司」の紹介

神栄の海外子会社「神栄商事(青島)貿易有限公司」青島本社には現在18名、水産委託工場に計7名、合計25名のスタッフが勤務しています。

神栄グループが取扱っている冷凍野菜や調理品、水産品切り身、農産物の生産・品質管理拠点として、100社近い取引先の管理や神栄との橋渡しを行っています。

各生産拠点までの移動は車か新幹線を利用します。遠い工場の場合は車で約4時間かかります。現在では高速道路も整備されており、移動は快適です。また、新幹線も開通しており、出張でもよく活用しています。

品質管理について…中国も日本と同様に人手不足や作業員の高齢化の課題があります。以前は多くの工程を人海戦術で作業していましたが、最近では少ない人員で生産効率を高められるように機械化を積極的に進める工場が多いです。日本市場に求められる品質レベルは非常に高いため、各工場と協力しながら日々取り組んでいます。

宴会について…中国、特に山東省では円卓を囲んで、同じお酒を同じ量、同じタイミングで飲むという文化があります。飲むお酒はビール、ワイン、白酒(バイジウ/パイチュウ)ですが、白酒がメインになることが多いです。白酒とは穀物を原料とした蒸留酒で、アルコール度数は30~60度、高いものでは70度のものもあります。円卓で全員同じペースで飲むことで一体感が生まれ、雰囲気は盛り上がりますが、お酒が弱い私は毎回苦労しています。

 

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