日本包装学会 第31回年次大会で発表を行いました

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~日本包装学会 第31回年次大会で発表を行いました~

2022年7月21日-22日にオンライン形式にて日本包装学会主催第31回年次大会が開催され、神戸大学輸送包装研究室と神栄テクノロジー株式会社の共同研究として「損傷境界曲線を用いたハイブリッド自由落下試験」というテーマで発表を行いました。

包装貨物落下試験では試験時に包装貨物内部の製品が破損する課題があり、これを予防するための試験方法としてハイブリッド落下試験方法があります。今回の発表では、ハイブリッド落下試験方法に、製品の破損特性を詳細に把握する損傷境界曲線を加える方法を検討することで、より効率的に製品破損予防につながる方法論を提案しました。

発表で使用した資料をご覧ください。

落下試験では、緩衝性能が不十分であった場合に内容品が破損する可能性があります。破損した内容品を修理・交換するには、余計な工数や時間がかかることから、包装設計工程上、非効率となります。そこで、落下試験で内容品破損を未然防止する落下試験方法として、ハイブリッド自由落下試験が提案されました。この試験方法を有効活用することで、包装設計業務の時間短縮やコスト低減が期待されます。

 

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包装貨物落下試験機