コンデンサの基本とその役割(入門編)
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今回は、神栄キャパシタ株式会社が取扱う電子部品「コンデンサ」についてご紹介!
そもそも、コンデンサってなんでしょう?
もう少しくわしく説明すると…
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コンデンサは、2枚の金属の板(電極)があって、その間に電気を通さないもの(誘電体)がはさんである構造をしています。
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電気を流すと、片方の板にプラスの電気、もう片方にマイナスの電気がたまるのです。
コンデンサのお仕事
- 電気を蓄える(充電): 電圧が加わると、コンデンサ内部に電気エネルギーが蓄えられます。
- 電気を放出する(放電): 蓄えられた電気エネルギーを、必要に応じて放出します。
- 電圧を安定させる: 電源の電圧変動を吸収し、一定の電圧を供給するのを助けます。
- ノイズを除去する: 電気回路に混入した不要なノイズ成分を取り除くことができます。
- 交流を通し、直流を遮断する: 交流信号は通しますが、直流信号は基本的に通しません。この性質を利用して、信号の特定の成分を取り出すことができます。
どんなときに使われているの?
コンデンサはスマートフォンやゲーム機、テレビなど、日常のほとんどの電子機器に入っています!
たとえば・・・
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スピーカーの音をきれいにする
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カメラのフラッシュで、ピカッ!っと一瞬だけ強い電気を出す
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電源がちょっと切れても、ほんの少しだけ電気を保つ
私たち一人ひとりの生活の身近なところに使われている、それがコンデンサなのです。
入門編のまとめ
コンデンサとは、電気をためて、必要なときに使える部品です。
中身の構造は、2枚の金属板と誘電体でできています。
主な使い道は、様々な電化製品に使用され、電気の安定化、音質調整、瞬間的な電気供給などを行っています。
「フイルムコンデンサとは」へ続く
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