食品の安全・安心の取り組みについて

食品関連

生産・品質管理

当社グループの食品輸入国内販売事業では、中国、北米、欧州、東南アジアを始めとする世界の様々な産地の食材について、各地の食品加工業者と連携して日本人の好みに合わせた多様な冷凍食品を開発・加工し、おいしく、リーズナブルで、安全かつ安心な商品をお届けしています。

中でも主要商材である冷凍野菜については、食品加工業者が契約農場を有し、栽培管理・指導を行い、栽培農場までのトレースが可能となっています。

また食品部においては、品質管理部門にて設定した工場監査基準に準拠した工場のみで食品加工を行い、専任のスタッフが定期的に工場を訪問して製造工程の指導や改善提案、工員の教育など生産・品質管理を徹底して行っています。
加工工程のみならず出荷段階でも様々な検査を行い、品質には万全を期しています。

独自の検査体制

当社グループでは、神栄グループR&Dセンター内に食品検査室を設置し、日本に輸入後の商品をお客様にお届けする前に、残留農薬検査や微生物検査、官能検査等を行っております。

日本の食品衛生法を遵守するだけでなく、当社グループ独自の品質基準をクリアした安全・安心な商品を販売しております。

R&Dセンター

残留農薬検査

厚生労働省が定める一斉試験法(通知法)に準じた方法にて、446項目の残留農薬を検査しております。また仕入先と同じロットの検査結果を比較するクロスチェックや、外部精度管理を実施し、分析値を客観的に評価しております。

残留農薬検査

残留農薬検査

微生物検査

食品衛生検査指針に準ずる乾式培地法等を用い、一般生菌数、大腸菌群、E.coli等、8項目の検査を実施しており、また店舗での販売を想定した自社製品の虐待検査等により、お客様の販売シーンに合わせた商品設計のお手伝いをしております。

残留農薬検査同様、仕入先とのクロスチェックや、外部精度管理を実施し、分析値を客観的に評価しております。

微生物検査

神栄グループR&Dセンター

神栄グループR&Dセンターは研究開発拠点として、「神戸医療産業都市」の中核地である神戸市中央区のポートアイランド(第2期)に2009年3月に開設いたしました。

神栄グループにおける研究開発の中心拠点として、食品の品質検査のほか、長年培ってきたセンシング技術を活かした空気質計測に関する新製品の開発など、「健康」「快適」「安全・安心」をコンセプトとして、経営理念である豊かな社会づくりに貢献することを目指して取り組んでおります。

最後に

世界各国の様々な食材・食品をおいしく召し上がっていただくために、当社グループの食品事業では日々品質向上に取り組んでまいります。

 

神栄株式会社 食品部 安全・安心の取り組み