主に海外から仕入れた冷凍食品を日本全国のお客様へお届けしている神栄株式会社の食品部。
今回は、営業として神戸本社で山陰や関西エリアを担当するR.Sさんに、日々の仕事ややりがい、自身の成長の実感について、お話を伺いました。
人生で行かなかったかもしれない土地へ、営業という仕事が連れていってくれた
R.Sさんは、新卒で神栄に入社し、今年で勤続11年目。
営業職として岡山・広島・和歌山・奈良など、これまで幅広いエリアを担当してきました。中でも、今担当している山陰エリアは、特に印象深いと語ります。
「正直、仕事でなければ訪れることがなかったかもしれません。
でも、定期的に訪れるうちに、地域の方々とのやり取りがすごく楽しくて。自然も豊かで、今では私の大切なフィールドです。」
出張も営業活動も、毎日の積み重ねが信頼につながる
営業の日常は、多岐にわたります。
出張のない日は出社後、まずはメールや電話対応からスタート。
午後は顧客へのアプローチや商品案内、ヒアリング、見積対応などに時間を充てます。
「出張がある日は、必要な資料をチェックしてから外出します。
持参する資料は厳選していますが、現場で即対応できるよう、日頃から商品の知識を磨いています。」
食品部の商品は、野菜・調理品・水産加工品・スイーツなど500種類以上ありますので、商品名を覚えておくだけでも大変だそうです。
食品部の営業先への移動は車の方が便利なことも多いそうですが、できる限り電車を活用しているとのこと。
「実は車の運転があまり得意じゃなくて…(笑)。
電車を利用することも多いです。
無理のない範囲で、自分に合った方法で取り組んでいます。」
経験が、自分を支える力になった
営業1年目の頃は、ミスやトラブルに対して精神的に大きな負担を感じていたと振り返ります。
「例えば、欠品でお客様に迷惑をかけてしまったときは、本当に辛くて…。
でも、何度も経験を重ねるうちに、事前に連絡を入れたり、社内で調整したりと、自分にできることが見えてきました。『対処できる』という自信がついてきたのは大きいです。」
プライベートも大切にしながら、未来の自分を描く
オフの時間には、マシンピラティスに通ってリフレッシュしているというR.Sさん。
働きやすさの面でも、神栄の制度には満足しているといいます。
「新卒で入社したときに、同時に一人暮らしも始めたので、不安がたくさんありました。
でも、先輩や周囲の方々がすごく親切で、本当に助けられました。
今はフレックスタイム制を活用して、早く出社した日は早めに退社するなど、メリハリある働き方ができています。」
将来の目標について尋ねると、力強い答えが返ってきました。
「短期的には、しっかり予算を達成して、部署や会社に貢献すること。長期的には、海外出張などにも関わってみたいです。
お客様とのやり取りを通じて、より広い視野で仕事ができるようになりたいと思っています。」
人と向き合う仕事だからこそ、自分自身も成長できる
顧客との信頼関係を大切にしながら、一歩一歩着実に経験を重ねてきたR.Sさん。
仕事の中での出会い、挑戦、そして小さな成功体験が、営業として、そして一人の社会人としての成長につながっています。
そんなR.Sさんの姿からは、「人と真摯に向き合うことの大切さ」が伝わってきました。